Love-tuneにたくさんの愛を
11月30日、自担である真田佑馬くん、そして大好きなLove-tuneがメンバー全員揃っての退所を発表しました。
正直まだ気持ちに整理はついていません。一日中Love-tuneのことを考えて、毎日いろんな感情が沸き上がってきます。
Jr.を応援するようになってから「自担が事務所を辞めました」という旨のブログを何度か見てきました。まさか自分がその立場になるとは思ってもみませんでした。
これは、わたしがLove-tuneを紹介する最後のダイレクトマーケティングブログです。
退所が決まった今、ファンが増えても何も変わらないかもしれない。今好きになってもそんなLove-tuneの姿をもう見ることはできないかもしれない。
だけど私が愛したグループを少しでも多くの人に知ってもらいたい、最後までたくさんの人に愛されるグループであってほしい、そんな願いでこのブログを綴ります。
私はこのブログを開設してすぐに「JUMP担によるJUMP担の為のLove-tuneのススメ」という記事を書いているように、Hey!Say!JUMPとLove-tuneの掛け持ちオタクでした。
Love-tuneの退所の知らせがあったその日、Love-tuneファンをフォローするツイッターアカウントでは退所を悲しむ人、事実を受け入れられない人、未来に希望を望む人、いろんな人がいた。もちろん私もそのうちの一人で、抱いた感情はそのどれもだった。
しかしその後、落ち着かない気持ちのままいつもの流れでJUMPファンをフォローするアカウントを開くと、この異例のできごとにTLでも話題にしている方はたくさんいた。悲しんでいる方もたくさんいた。だけどそこで多く目にしたのは「闇が深い…」や「なにがあったんだ…」という言葉だった。
私はすごく悲しかった。
世間からはこんな印象でLove-tuneの退所が受け入れられてしまうんだ。
でもそれがきっと普通の感情なんだろう。
確かにグループ全員が同じ時期に退所するなんて、闇でしかない。なにがあったかだって、Love-tuneファンの私ですらわからない。
週刊誌では「契約書にすぐにサインをしなかった」などと書かれたりしていたそう。
こんな嘘か本当かわからない話を鵜呑みにするのはよくないけど、たとえそれが本当だとしてもきっと何か理由があったはずだ。
「その意図は?」を常套句に話し合いをする彼らが意味のないことをしないことはファンである私はよく知っている。バンドを武器にする彼らがZeppで単独公演をおこなった際に何よりアイドルらしさを大切にしていたように、ジャニーズで夢を掴むために真剣にまっすぐ突き進んできたこともよく知っている。
きっと本人たちだって初めからこうなることを望んでいたわけではないと思う。
なんでこうなっちゃったんだろうな。どうしてずっとジャニーズにいれなかったんだろうな。
やっぱりどうしてもそう思わずにはいられない。
だけど「Love-tuneのメンバー全員が揃って退所したこと」「退所することを知らせてくれたこと」、これはLove-tuneファンである私にとって間違いなく"闇の中の光"だった。
そのことを少しでも多くの人に知ってほしい。
Love-tuneにとって最後のライブとなってしまった3月のジャニーズJr.祭りから約9ヶ月、理由がわからないままただただTVや雑誌の露出が減っていった。他のJr.グループが始めたYoutubeや、ウェブでの連載もLove-tuneはなかった。毎年行われていた夏のライブも今年はなかった。ついにはLove-tune全員で出ていた雑誌に個人で載るようになり、その名前からLove-tuneという表記が消えた。
この数ヶ月ほんとに辛くて悲しい毎日だった。何度も早くまたLove-tuneに会いたいな、って願った。この日々こそが闇だった。
だけど一瞬たりともLove-tuneを諦めたことはなかった。そしてそれはきっとLove-tune本人達にとっても同じで、そう思えたから信じて待つことができた。
仕事が減っていくことをきっと彼らは予感しながらも、「絶対また会うぞ」「俺たち頑張ります」って力強く言ってくれた。「Love-tuneを国民的アイドルにしたい」とも言ってくれた。そうやってたくさんの言葉で不安を拭って、救ってくれた。
この数ヶ月だけじゃない。ジャニーズJr.という不安定な立場にいる彼らだから、これまでも「事務所からいなくなってしまうのではないか」と不安に駆られることは何度かあった。だけどそんな時いつだって救ってくれたのは彼ら自身の言葉だった。
私がLove-tuneを諦めなかった理由はそれだけではない。Love-tune自身がLove-tuneのことを本当に愛して大切にしていたからだ。
自担である真田くんは「やっぱり、何をするにもメンバーといっしょがいちばん楽しいなぁ。」と、以前話していた。そして真田くんの、Love-tuneの、最後の掲載となってしまった雑誌では「オレはこの7人に出会えて、ほんとによかった!」という言葉で締められていた。
真田くんはほんとうにLove-tuneのことを大切にしていたように思う。
新規である私は真田くんがジャニーズにいた14年間のほんのわずかしか知らないけど、真田くん、よく「Love-tuneになってから俺も変わったんだ」って言ってたんだよ。もちろんいい意味でね。
いいともにも出演していたり常に先頭でジャニーズJr.を引っ張ってきた真田くんだけど、楽しく、自分らしく居られる場所がLove-tuneだったんだと思う。"家族のような存在"だと話すLove-tuneを私も守りたかった。
そしてそれは他のメンバーもきっと同じで。初めてユニットとして所属した場所だったり、他のユニットを抜けて所属した場所だったり、それぞれがLove-tuneに対して強い思いを抱いていたんじゃないかなぁと思う。
"このグループで絶対に夢を掴む"そんな気迫が彼らからは感じられたし、そんな彼らだからライブやパフォーマンスはいつだって全力で熱くて、時にはちょっぴりエモかった。
それに加えて何よりメンバーの関係性がとても素晴らしい。ただ単に仲が良いだけではなく、そこには互いに高め合えるライバルとしての関係性があったり尊敬できる部分があったりもするのだけど、Love-tuneとしてではなくジャニーズJr.として個人で雑誌に載るようになってからも出てくる話題はメンバーの話ばかり。誰かの遭遇情報が出ても一緒にいるのはメンバーばかり。フェスにもメンバー揃って行くし、メンバーの誕生日も全員でお祝いする。そういうグループなんです。
年齢も入所歴もバラバラだし、結成してからまだ日も浅いけど、この7人は強い絆で結ばれているような気がした。むしろ日が浅いからこそ、強い絆を自らが築いていこうとしていたんじゃないかなぁ、とも今は思う。
だからこそこのままLove-tuneとしての仕事がない状況がずっと続くなら、Love-tuneがバラバラになってしまうなら、それならいっそ全員で事務所を辞めて欲しい。7人が全員で輝ける場所で夢を掴んで欲しい。本気でそう思ってた。
だから「Love-tuneのメンバーが全員揃って退所したこと」これは希望だ。
だって決して人気がなかったわけでも、実力がなかったわけでもないんだもん。
"ジャニーズJr."という括りの中でのコンサートや舞台がほとんどの中、Love-tuneは単独でコンサートをおこなった。これは人気と実力がないと出来ないことだ。こんな才能放っておくのはほんとうにもったいない。個人で見てもそれは同じ。映画や舞台で主演を務めたり、ドラマやバラエティでも活躍できる7人。
この先も7人一緒に夢を追い続けられること、それが一番の願いだけど、たとえ一緒でなくても一人一人が好きな場所で輝いていてほしい。心からそう願う。
そしてそんな「退所を知らせてくれたこと」。
これはジャニーズ事務所に所属するLove-tuneがファンに届けてくれた最後の"愛"だったんじゃないかなぁ、と私は思う。
発表があった次の日、安井くんはMCを務めているラジオ番組らじらーでこう話した。
「僕たちは応援してくださった皆様がいたからここまでやってこれたと思います。なので、うやむやにしたくないという思いがあり発表させていただくことになりました。」
Love-tuneは最後までほんとうにファン想いだ。
いつだって不安にさせることのないように、ってこれまでもいろんな言葉を掛け続けてくれた。ジャニーズJr.で退所発表なんてほんとに異例の出来事だけど、それをLove-tune自身の思いがあって実現してくれたんだと思うとすごくうれしい。この数ヶ月見ることも聞くこともできなかった"Love-tune"というグループ名を、こんな形でだけど、最後にしっかり示してくれたことがとてもうれしかった。
そして安井くんは「皆様の声はLove-tuneの7人にしっかり届いていました。」とも言ってくれた。
たくさん要望を書いて、同じ写真を何枚も買って、メンバーが出演する映画には何度も通って。これで少しでも状況が変わるなら、ってLove-tuneのファンはこれまでたくさん闘ってきた。
何かこれで変わったかなぁ。全然わかんないや。
でもね、安井くんは、Love-tuneのメンバーは、いつだって「みんなの声は届いてるよ」「みんなのおかげだよ」って言ってくれるんだ。単独公演が決まった時もそう。「みんなの声があったから」って言ってくれた。絶対それだけじゃないはずなのに。本人達の努力があったからできたことなのに。でもそれを見せないんだよね。彼らは"見せないこと"をプライドに持っていたから。
そうやって最後までファンのことをいちばんに考えてくれるLove-tuneがやっぱり私は大好きだ。
私がLove-tuneを応援してきた約2年。ほんとうにあっという間に過ぎていって、だけどすごく濃い時間で、なんだか夢のような2年だった。安井くんが「皆様がいたから夢のような景色、時間を見せていただくことができました」と話していたけどそれはこちらも同じで。だからこうなった今でもLove-tuneを好きになったことは後悔していないし、楽しい時間を一緒に過ごせてたくさん幸せをくれて、ほんとに出会えてよかったなぁ、って思う。
Love-tuneを応援できて私は本当に本当に幸せでした。
この先も7人一緒に活動していくのか、それぞれの道に進むのか、それは私にはわからない。だけどこの2年間Love-tuneのことを応援してきて全員が魅力的なメンバーだということを知れた。7人のことを大好きになった。だからいつかまたどこかでこの7人のことを応援できたらいいな、とそんな風に思っています。
そして安井謙太郎くんは来年3月31日まで、森田美勇人くんは年内12/31まで事務所に残ります。そんなふたりが出演する映画「ニート・ニート・ニート 」は現在絶賛上映中です。もう間もなく上映終了するところも多いみたいですが、少しでも多くの方に観ていただけたらファンとしてはすごくうれしいなぁ。劇中ではふたりが歌う「Call」という楽曲がオープニングとして使われていますが、これはLove-tuneが初めて貰ったオリジナル曲です。ライブでは「1日に一回しか歌えない"はかいこうせん"」と言われるぐらいいつも全力のパフォーマンスを見せてくれていました。私はこの曲を聴いた時に感じる高揚感が大好きでした。みなさんにも是非そんな高揚感を感じ取ってほしいです。よろしくお願いします。
大変長くなってしまいましたが最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。少しでもLove-tuneについて知っていただけたでしょうか?少しでもLove-tuneのことを好きになっていただけたでしょうか?
ほんとはまだまだ「みんなの愛と俺たちの旋律でLove-tune」なんだよって話とか、「俺たちとみんなでLove-tune」なんだよって話とかいろいろしたいのですが、一生話してしまいそうな気がするのでここで終わりたいと思います。
私はLove-tuneというグループが大好きでした。そしてこれからもずっと大好きです。
どうかこの先もLove-tuneに、そしてこの7人に、たくさんの愛が降り注ぎますように…! !